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NAOKI MIZUTANI
名古屋を拠点に東海エリア全域で活動しているエーチームです。
マンションやアパートの賃貸経営をされているオーナー様のお悩みの1つとして「空室対策」を挙げられる方も多いかと思います。
その空室対策の方法として「フリーレント」があり、実際にフリーレントを導入しようとお考えのオーナー様も多いかと思います。
聞いたことはあるが詳しくはよくわからない、といった方のために「フリーレント」とは何か、そのメリット・デメリットをご紹介いたします。
「フリーレント」を簡単に説明しますと、入居後の家賃を一定期間免除して無料にするという契約の事です。
例えば「フリーレント2ヶ月」なら入居後の2ヶ月は賃料が無料になります。入居者にとって初期費用の「日割家賃」や「前払い家賃」が無くなる事でかなりのお得感を得られます。
家賃を下げたり敷金や礼金を安くしたりすることなく、入居者にお得感をアピール出来ます。
フリーレント期間が終われば通常通り家賃は入ってきますし、契約内容によりますがフリーレント期間中は共益費は徴収するパターンも多いです。
リフォームやリノベーションなどと違い、フリーレントはオーナー様の初期投資が必要ないので空室対策として導入が増えています。
それではフリーレントにはどんなメリットとデメリットがあるのかをご説明いたします。
フリーレントのメリットは以下の3点です。
・初期投資がいらない
空室対策の手法として設備のリニューアルやリフォーム・リノベーション工事をおこなう事も有効な手法の一つと言えます。但し工事をするには費用が掛かります。複数の空室がある場合などは結構な額の工事費が必要となります。
フリーレントはオーナー様が導入を決断するだけでおこなえる空室対策です。そこに費用は発生しません。
・入居者が集まりやすい
入居者側から見ると初期費用が安くなるというメリットは、分かりやすく大きなアピールポイントとなります。近隣類似物件と比較された場合、選んでもらいやすいと言えます。
仲介業者にもお客様を説得する「武器」が増えるので、オススメしてもらいやすくなります。
・家賃や敷金・礼金を下げなくても良い
空室が増えると家賃を下げたり敷金や礼金をなくしたりという対策を取りがちですが、フリーレントをする事で十分なお得感がありますので家賃を下げなくても効果を得る可能性が高いです。
家賃を下げると年間の収益が下がり、収益物件としての利回りが下がることになります。将来的に売却をされる場合に利回りが下がると不利になると考えられます。
既存の入居者がいる場合は家賃を下げることで既存の入居者から家賃の交渉があったり、不満から退去につながる可能性も出てきます。
フリーレントのデメリットは以下の2点です。
・収益の低下
オーナー様がフリーレントの期間を設定できますが、実質その間は家賃収入がありませんので年間収益が下がります。容易に導入できるフリーレントですが多用すると収益が悪化してしまいますので、期間限定にするなどの対策も必要となります。
・特約からトラブル
フリーレントの契約では短期解約のペナルティを特約に設定することが多いです。契約時にしっかりと説明をしておかないと設定した期間中に解約された場合にトラブルになる可能性があります。
契約業務を仲介業者や管理会社に委託されているオーナー様も多いかと思います。説明される仲介業者にもしっかりと内容を理解してもらい、契約時に入居者への説明をしてもらうように依頼することが重要となります。
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安易に導入でき空室対策の効果も期待できるフリーレントですが、メリットとデメリットを理解して頂き導入を検討して頂ければと思います。
エーチームは名古屋市内を中心に賃貸管理を行っております。
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