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空室対策でお困りの方におすすめしたいのが、宅配ボックスです。
宅配ボックスは、外出中でも荷物を受け取れる便利な設備です。
今回は、宅配ボックスのメリットやデメリット、選び方についてご説明します。
ぜひお役立てください。
まず、宅配ボックスのメリットを2つご紹介します。
1つ目が、在宅や不在関係なく、いつでも荷物を受け取れることです。
届くのを楽しみにしていた荷物の不在票がポストに入っていて、残念な気持ちになったことがある方も多いのではないでしょうか。
宅配ボックスがあれば配達時間に合わせて帰宅したり、再配達をお願いしたりする必要がないため、便利です。
2つ目が、宅配業者と直接対面しなくて良いことです。
最近では、新型コロナウイルスの影響で人との接触を避けたい方も多いですよね。
宅配ボックスに配達してもらうことで、宅配業者に直接会わなくて良いのも大きなメリットです。
次に、デメリットを2つご紹介します。
1つ目が、設置に費用とスペースが必要なことです。
宅配ボックスにはサイズや個数に限りがあるため、荷物の多い時期などは、宅配ボックスが足りなくなる場合があります。
特に世帯数の多い集合住宅では注意が必要です。
2つ目が、冷蔵や冷凍品の受け取りができないことです。
また、貴重品の受け取りにも使えないため注意が必要です。
宅配ボックスのメリットやデメリットをご理解いただけたかと思います。
また、冒頭でもご説明したように、宅配ボックスの設置は空室対策に有効です。
そこで、どのように有効なのかご説明します。
まず、宅配ボックスの設置は入居率アップにつながります。
近年では、ネット通販が普及したことにより、宅配ボックスの需要は上がってきています。
特に、帰宅が再配達の受付時間を過ぎてしまったり、家で過ごす時間が短かったりする単身者からの需要が高いです。
このことは、全国賃貸住宅新聞から発表された、入居者に人気の設備ランキングでも表れています。
単身者の宅配ボックスの需要は、2018年には2位、2019年には3位と常に高い水準を保っています。
また、単身者だけでなくファミリーでも、共働きの家庭が増えているため、需要が高まっています。
このように、宅配ボックスの需要が上がってきているため、宅配ボックスを設置しているアパートの入居率も、おのずと高まります。
さらに、宅配ボックスは家賃値上げのきっかけにもなります。
宅配ボックスを設置すると、賃貸物件の資産価値が高まります。
資産価値が上がるということは、おのずと家賃を値上げするきっかけにもなります。
また、宅配ボックスの設置は、リフォームなどの大掛かりな設備投資よりも圧倒的に安価です。
そのため、コストをかけずに空室対策や家賃の値上げをしたいオーナーさんにおすすめです。
では、実際に宅配ボックスを設置する際、どのようなことに意識して選べば良いのでしょうか。
4つのポイントをご紹介します。
1つ目が、建物のタイプです。
設置する物件が集合住宅か戸建て住宅かで大きく分けられます。
集合住宅の場合、基本的には小型ボックスと大型ボックスの組み合わせがおすすめです。
また、集合住宅の場合はアパート全体に設置するのか部屋単位で設置するのか、エントランスはあるのかなど、その条件によって選び方が変わってきます。
予算とも照らし合わせて検討しましょう。
2つ目が、入居者数です。
集合住宅では、基本的に世帯ごとに設置する必要はありません。
しかし、宅配ボックスの数が少なすぎると、すぐにいっぱいになってしまい、ストレスがたまりますよね。
そのため、入居者数に応じて設置数を決めることが大切です。
一般的には、世帯数に対して20~30パーセント程度設置するのが良いとされています。
3つ目が、鍵の種類です。
宅配ボックスの鍵の種類には、機械式と電子式があります。
機械式は、電子式に比べて設置費用が安いのが特徴です。
また、電源を使わないため、ランニングコストがかからないのもメリットです。
しかし、4桁の番号で解錠する場合がほとんどのため、セキュリティ性が低いというデメリットもあります。
電子式は、近年主流となっています。
専用のカードキーなどを使って解錠するため、機械式に比べてセキュリティ性が高いというメリットがあります。
4つ目が、設置場所です。
設置する場所の広さによって、設置できるサイズや数が決まります。
例えばアパートに設置する場合、奥行きが51.5センチ、幅が45センチ、高さが180メートル程度のものが一般的です。
今回は、空室対策のために宅配ボックスを設置することのメリットやデメリット、宅配ボックスの選び方をご説明しました。
宅配ボックスは近年需要が高まっており、空室対策に効果的です。
ぜひこの記事を参考にして、設置をご検討してみてはいかがでしょうか。
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