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【リースバック】未成約事例 愛知県西尾市

NAOKI MIZUTANI

中年夫婦 相談

名古屋市を中心に東海地区全域で活動する不動産会社のエーチーム株式会社です。

今回ご相談者は、西尾市在住の60代男性です。ご自宅を子供たちへの相続の為に資産整理をされたいとのご相談をいただきました。

 

 

お客様からの相談内容

今回ご相談いただいた方のご自宅は愛知県西尾市にあり、明治の時代から受け継いだ土地で相談者も父親からの相続ということです。お子様は既に家を出られており他に持ち家があるとのことでした。ご家族内で相続の相談をされたとのことですが、お子様は全員ご実家には住みたくないとのことで、売却して金銭として相続をと考えられたとのことです。しかしご相談者夫婦は自分たちで生活ができる限り、そのまま住み続けたいとのことでリースバックのご相談をいただきました。

 

 

市場相場等の調査

当社のリースバック担当者がまずはご相談者から土地や建物の状況を詳しくヒアリング。また近隣の不動産業者からの近隣の情報や市場価格の調査などを行いました。しかし市街化調整区域であることが発覚。再建築ができる土地であるかを市役所へ問い合わせ。

すると再建築には許可が必要で、基本的には許可が下りない区域ということが分かりました。

 

<参考>市街化区域と市街化調整区域との違い

市街化区域と市街化調整区域の違いを簡単にまとめると、市街化区域は街を活性化させるために整備された地域で、市街化調整区域はあまり市街地開発をせず、無秩序な市街地の拡大を防ぐ地域です。そのため、市街化調整区域にはマイホームなどの建築にあたり、建て方や建てられる規模など多くの制限があります。

さらに住宅地ではないため、道路の整備や舗装、下水道などの整備が遅れたりしているところが多いです。

また、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの生活施設や駅など交通機関が遠かったり少ないことも考えられます。市街化調整区域は、基本的に農業や林業を行う地域なので騒音は少ないですが、農薬や肥料の臭いなどが気になる場合もありえます。

 

そもそも相談者は農家の方で、その土地はお子様などのご家族しか建築できない土地であったため、その旨を相談者に伝えると仕方なく断念されました。

 

このようにリースバックのみならず一般売却でも市街化調整区域の場合、第三者が再建築できる土地であるかどうかによって売買できるかどうかが決まります。事前に市役所などでご相談いただき知っておくと良いでしょう!

他にもリースバックできない事象はいくつかございます。

詳しくは以下を参照ください。

リースバックには契約できないケースがある

 

 

さいごに

我々エーチームは、自宅などの資産を元にお客様の悩みを如何に解決できるか?またお客様にどうしたら満足いただけるか?をテーマとして真剣に取り組んでおります。最後にお客様が笑顔になっていただけるよう親身になって最善最良の提案を目指しております。

リースバックのみならず一般の売却など不動産全般のお悩みやご相談はお気軽にエーチームまでご連絡下さい。

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