こんにちは！エーチームの水谷です。

昨今ニュースではいろいろな事件を目にしますが、特に女性や小さなお子様がいらっしゃるファミリーなどお部屋探しをされる方の中ではセキュリティのニーズが高まっており、新築のマンションやアパートでは防犯性能を高めた物件が増えてきております。

既存の賃貸マンション・アパートのオーナー様は、空室には新規の入居者に入っていただき、既存の入居者には長く住んでいただきたい筈です。

そこで今回は既存の賃貸マンション・アパートのオーナー様向けに、これからでも後付けでセキュリティを強化できるポイントをご紹介します。

犯罪の現状

愛知県内では、空き巣などの件数は減少しているということですが、1件当たりの被害額が増加傾向にあるようです。

侵入場所は窓や表の出入り口からが多く、侵入犯の約7割が「侵入までに5分以上かかると諦める」というデータがあります。よって「侵入しにくい」と感じさせる対策を講じることが必要です。

どんな防犯対策をしたら良いか？

表出入口や駐車場など、共用部には防犯カメラを、各戸の玄関にはテレビモニター付きインターホンを設置されていることは最近の賃貸マンションには多く見られます。そのテレビモニター付きインターホンは録画機能付きにすると効果的！また窓には補助錠やガラスアラーム、玄関扉には補助錠や防犯サムターンの装備を設置すると良いでしょう！

防犯対策のポイント

・共用出入口

出入りの一番多い場所になる為、見通しの良い場所に防犯カメラを設置。また明るさも確保しましょう！

・共用廊下・階段

照明やセンサーライトを設置し、薄暗がりにならないよう明るさを確保することが大切です。

・外壁

道路や近隣から見える場所に防犯カメラなどを設置。防犯ベルや警報ライトなども良いでしょう！

・窓

補助錠やガラスアラームなどを設置。侵入しにくくすることが大切。

・玄関

テレビモニター付きインターホンを設置。来客時のみならず、不在時にどんな人物が来たか後から確認できます。

・玄関ドア

補助錠やサムターン防止機能ドアノブ、ピッキング対策錠などへの交換や設置。鍵をすぐに開けることができない環境を作りましょう！

・駐車場・駐輪場

照明・センサーライトなどを設置。可能であれば防犯カメラを設置するのも良い。建物への侵入だけでなく、車上狙い防止にもつながります。

さいごに

よく防犯カメラは表の出入口へのみ設置している物件を多く見ます。しかしベランダ側から侵入するケースも少なくありません。あちらこちらに防犯カメラを設置すると費用ばかり掛かってしまいますが、予算が許される範囲で複数個所に設置できれば、道路や近隣の範囲まで映すことができる場合もあり、自身のマンションやアパート以外での犯罪防止に役立つこともできます。

このようにご予算や各設置箇所に合ったセキュリティ対策をし、新たな入居者を獲得し、既存の入居者には長く安心して暮らせる環境を作ってあげることも大切です。

セキュリティ強化を含め、賃貸管理や賃貸経営に関することは何でもエーチームまでお問い合わせください。