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RIKU AONUMA
賃貸物件を所有されているオーナー様の中には、住居のみだけでなく1階部分が店舗になっていたりなどの店舗付き物件を経営されている方もいらっしゃいます。
店舗付き物件にはメリットももちろんありますが、特有のトラブルなども発生してくる場合があります。
その特性をしっかりと理解することで賃貸経営をより安定させることができるので、今回は店舗付き物件について解説します。
店舗付き物件は、当たり前のことですが店舗と住居のふたつのメリットを得ることができます。
店舗の場合は、契約相手が法人の場合がほとんどですので滞納や入れ替わりが少なく、賃貸経営を安定させることができ、住居用は店舗と比べて戸数を多く確保できるので、満室時に利回りを大きくすることができます。
また、店舗と住居がうまくかみ合うことでそれぞれに相乗効果をもたらす場合もあります。
例えば、単身向けの物件だった場合に1階がコンビニや飲食店だと、募集時にプラスのイメージを持ってもらえる場合があります。
店舗側にも利用者が増えるというメリットがあります。
また、1階が店舗になっていることで住居は2階から始まるので、セキュリティ面や日当たりの部分で好印象を持ってもらえ、結果的に入居率を上げる効果があります。
先ほど述べたメリットの裏返しにもなりますが、1階が店舗になっていることでデメリットが発生してしまう場合もあります。
特に多いのはにおいや騒音による入居者とのトラブルです。
1階の店舗が居酒屋などの飲食店だった場合、夜遅くまで営業している場合が多くなるので人の話し声などが聞こえてくることによる苦情などは多いです。
また、焼き肉店や焼き鳥店など煙が出るお店などはベランダに干している洗濯物ににおいがついたりといったクレームので、室内干しのできる設備を導入するなどの工夫が必要になってくる場合もあります。
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