お部屋を探されているお客様はもちろん、入居するつもりで物件を内覧されます。
しかし、その物件に決めなかった時には必ず理由があります。
もちろん、条件面でほかにもっといい物件があったり、お客様のご都合で引っ越し自体ができなくなったりなど、ある程度しょうがない理由もありますが、中にはとてももったいない理由でその物件に決めきれなかった。ということもあります。

今回は、お客様をご案内する中で私が実際に感じた、
『物件が決まらなかったもったいない理由』を少しお話させていただきます。

これらのマイナス面をなくしてあげることも空室対策の1つですよ。

お客様は内覧の時に何を見るか？？

今の時代、物件の条件や駅からの距離、中の写真まで誰でも簡単にインターネットやスマホで見ることができます。
つまりお客様が実際に物件まで内覧に行くときは、ある意味『条件面ではクリア』している物件だと言えます。

では、お客様は何を見るのか？

もちろん人によって様々ですが、条件面でクリアしている物件ですから、
その物件に『好印象』を持つことができれば申込みにつながります。
逆に悪印象を持たれてしまうと、「その物件はやめておきます。」ということになってしまうかもしれません。

実際にお部屋を見に行った時にどう感じるか、どう見えるか、どう聞こえてくるか。これが重要だと考えます。
また、マイナスのイメージというのはとても強く、ちょっとしたことでも頭の中に残ります。

このマイナスと思われてしまうものの中には、簡単に解消できるものが意外とあります。
実際にお客様が物件にマイナスイメージを持ってしまい、決まらなかった例を少しだけご紹介します。

例1.排水管のニオイ

あるお客様をご案内しているときに、お客様がふと
「実は以前に気に入った物件があり、申し込みまで行ったんです。」
とおっしゃいました。
話を詳しく聞くと、その物件を内覧した時に全体的には気に入ったそうなのですが、
排水管からする、独特なニオイが頭にずっと引っかかっていて申し込みまで行ったのに
それが悪印象につながりキャンセルという結果になってしまった。ということでした。

空室がつづき、水道が通ってないとどうしてもこのニオイがしてしまいますよね。
でも、ニオイというのはドアを開けた瞬間に感じるものです。
内覧しようと中に入った時の第一印象が悪いのはとてももったいないですよね。

中には、排水にはビニール製のシートなどで蓋をしたりしてニオイが上がってこない
ように工夫されている物件もあります。
消臭剤や芳香剤を置くだけでも効果あります。
このようにニオイの対策は、あまり手間がかからずにできます。
これだけでイメージダウンを一つ防げますよ。

例2.虫の死骸やクモの巣

女性は特に虫が苦手な方が多いです。
これも実際にご案内中にあったことですが、お部屋の中に
ゴキブリの死骸が落ちていました。
夏にはよくベランダにセミの死骸が落ちています。
虫が苦手な方の中には、これを見ただけで『この物件はNG』となってしまう方も
いるので、それももったいないと感じました。
また、共用スペースにクモの巣がはっていたりすると、一気にその物件は
古臭い印象になってしまいます。
どちらも定期的にメンテナンスすることで簡単に対策できますので、
ぜひそのあたりも気にしてみてください！

最後に

今回ご紹介したのは、お客様をご案内するときに感じたことのほんの一部ですが、
私達のように、お客様と接し現場の反応を知ることができることで気づくことや
わかることもあるかと思います。

これらの対策は、基本的にお金をかけることなく最低限のメンテナンスだけで行うことができます。

まず、今始められることから始めてみるのも空室対策にはとても大切なことです。

エーチームは、マンション管理はもちろん店舗を構えてお部屋探しの方の仲介も行っています。
空室でお悩みのオーナー様、実際に案内した時のお部屋の感想や、
お客様の反応などなど、なんでも結構ですのでお気軽にお問い合わせください！

お客様を実際にご案内しているからこそ、最前線での意見を空室対策に生かすことができます。

お金をかけることなく、ちょっとした気遣いで入居率が上がることもあるかもしれませんよ。

空室対策に関するご相談はお気軽にエーチームまでお問い合わせください！

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