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RIKU AONUMA
賃貸経営において、空室というのは永遠の課題と言っても過言ではありません。
少子化やコロナウイルスによる不況の影響で、今後さらに空室が増えることが予想されていく中で、現在多少空室があったとしても、そこまで困っていないというオーナー様もさらに空室が増えるとなると話が変わってくる方も多いでしょう。
当社も、そのようなオーナー様のお力になるために「空室対策カンパニー」としてこの空室問題に取り組んでいます。
空室対策と一言で言っても様々な方法があり、どのような方法をとるのが最善なのかわからないというオーナー様も少なくないかもしれません。
そこで今回は当社の空室対策の考え方や長期間空いている物件に対しての具体的な空室対策の方法などををご紹介します。
下記ブログでは当社の空室問題に対する考えなどを社長が直接話していますのでよろしければご覧ください。
単に空室と言っても、その状態は様々あり、空室対策を行う前にその状態を把握しなければなりません。
例えば、退去して原状回復まで完了してから1か月以内の物件であればそのタイミングで募集条件の変更や工事を行うには早すぎるかと思います。(明らかに募集条件が厳しく、入居が見込めない場合を除く)
原状回復工事後、1ヶ月を超えて問い合わせや反響がほとんどない。という場合は、どこかに問題がある可能性があるので再度分析しなおさなければなりません。
そして、3ヶ月以上空室が続いている物件は、『長期空室』に分類され、改善をすべきだと考える必要があります。
よく、埋まらない理由は時期が悪いからと言うオーナー様のお声を聞きます。
確かに、賃貸市場には『繁忙期』と『閑散期』があり無関係とはいえません。
しかし、人気の物件は閑散期と呼ばれる時期でも、1ヶ月以内にしっかりと決まっているという現状があります。
満室なのに空き待ちのお問い合わせがある物件もあります。
当社で空室対策をさせていただいた物件も、このコロナウイルスの影響で動きが少ないと言われている時期でも、改装後平均1か月の成約スピードを維持することができています。
空室が長期的に続いている物件が埋まらない理由は、単に時期のせいだけではありません。
繁忙期にたまたま埋まることはあるかもしれませんが、その時期まで待っていてもその間に空室による損失(本来もらえるはずの家賃をもらえないことによる損)は続きます。
3ヶ月以上空室の物件は改善点が必ずあるので、たまたま埋まるのを待つのではなく、適切に改善を行い、確実に埋めるようにしましょう。
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まずは、現状を確認することが大切です。
それまでの期間に問い合わせはあったのか?案内はされているが決まらないのか?を把握する必要があります。
問い合わせや案内があるにもかかわらず決まっていないということは、共用部が汚れていたりなど現地に何かしらの問題があり、イメージとの違いがあったということが予想されます。
その場合は必ず現地を確認し、
・共用部や室内は綺麗に保たれているか?
・インターネットに掲載されている写真と現地に大きな相違はないか?
などを見るとよいでしょう。
意外にもったいない理由で入居者を逃している可能性などもあります。
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そして、そもそも問い合わせがないという物件は、募集条件や募集方法に問題がある可能性が高いです。
そのような場合は、
・家賃は適正か(相場より下げる必要はありません)
・入居者にとって魅力的な物件になっているか?
・物件の情報が正しく仲介業者に届いているか?(特定の業者だけで情報がとどまっていないか)
などを確認する必要があります。
いかがでしたか?
今回は空室対策に対する考え方や、長期空室の物件の空室対策方法についてお話させていただきました。
人気の物件というのは、新築や築浅の物件だけではありません。
築年数がたっている物件でもしっかりと空室対策を行っている物件であれば満室を維持することができており、どんな物件でもそのような人気物件になれるポテンシャルがあります。
今後、さらに空室が増えていくと予想されているこの時期の中で満室を維持することは簡単ではありません。
しかし、正しい分析をしたうえで選ばれる物件にすることで、満室を維持していくことは可能です。
『時期が悪いから』や『物件が古いから』という理由で満室をあきらめる前に、まずは一度エーチームまでお問い合わせください!
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