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NAOKI MIZUTANI
名古屋市を中心に東海地方全域で活動する不動産会社のエーチーム株式会社です。
今回のご相談者は愛知県岩倉市に在住の30代後半男性で奥様とお子様3人の計5人で暮らしている方からのご相談を紹介いたします。
お客様は結婚当初に将来お子様が出来ることを見据え分譲マンションを購入されました。3人のお子様に恵まれ、現在では小学4年生と小学6年生、中学3年生となられており、そのうちお二人が来年中学校、高校へとそれぞれ進学となります。これまでは順調だったのですが、数年前より会社の業績が下降気味となり、更に今回の新型コロナウィルス感染症の影響により更に業績が悪化。年々ボーナスの支給額が減っていっているとのことでした。給与までは下がっていないので、毎月の住宅ローンは何とか問題は無いとのことですが、ボーナス払いにしている部分が今ではかなり厳しくなっており、ただでさえ来年二人の進学で教育資金がいるのに、このままでは・・・。と考えられ、まずは住宅ローンの残債を抹消と可能であれば教育資金も確保できればとのことでした。
当社のリースバック専任スタッフがまずはご相談者から住宅ローンの状況や分譲マンションについてなど詳しくお話を伺い、近隣の不動産業者などから情報収集し、しっかりとした査定をさせていただいたところ、お客様の住宅ローン残債額に150万円ほど足りませんでした。
その旨をお客様にお伝えし、手段としては2つの方法を提案させていただきました。
①足りない300万円を何とか工面していただき、リースバックを進める方法
②一般の売却であれば、住宅ローンの完済ができる可能性が高いので、引越し前提で売却する方法
各方法に関し以下のようにご説明しました。
①のリースバックの場合
買主は既にいる為、すぐにでも現金化できる。
マンション管理費や修繕積立金が込みの家賃となり、また固定資産税の支払いも不要となるので毎月の負担が減り、売却してもそのまま済み続けることが出来るので、お子様の学区を変更したり、近隣住民やご友人に知られることがありません。
②の一般売却の場合
買主が見つかればリースバックより高額で売れるため、住宅ローンの残債額を超えた金額になる可能性は高い。しかしすぐに買主が見つかるとは限らないので、どれだけかかるかはわかりませんが、買主が見つかるまでは現状のまま。買主が見つかり引き渡す段階では引越しをしなければならないので、近隣やご友人には知られてしまいます。またファミリーで賃貸マンションへ引っ越す場合、70万~100万程度の初期費用(次の賃貸の初期費用及び引っ越し代、その物件に合わせたカーテンや家具、家電など)がかかることが多く、結構な出費にもなります。
上記内容のメリット・デメリットをしっかりとお伝えし、お客様は一旦ご両親と相談されるとのことで、後日回答をいただけることとなりました。
ご両親に相談された後当社へ連絡があり、
「両親と話した結果、このまま何もせず住み続けても子供の成長に合わせ年々教育費が増していくだけなので、景気が大幅に回復しない限りもっと悪くはなっても良くはならないだろうと思う。子供のことや近隣・友人の目もきになるので、売却して引越しは厳しい。両親が足りない150万円を貸してくれると言ってもらえたので、ここは親に甘えて乗り切りたいのでリースバックを進めてください。」とご回答いただきました。
お客様からのお声
決済後にお客様より「今後どうしようかと思い悩んでいたところを助けていただき、本当にありがとうございました。教育資金までは無理でしたが、住宅ローンから離れられ、これで少しは肩の荷が降りました。親には迷惑をかけましたが、これからもっと頑張って子供の成長に役立てたいと思います。また早く親にも返して、今度は自分が親の面倒を見ないといけないですね。早く景気が回復して欲しいですね。」
と感謝のお言葉をいただきました。
このようにリースバック専任がお客様に笑顔になっていただくのを目標に、親身になり今できる最良の提案を!と常に心がけております。
「住宅ローンの残額が消せないかもしれない」や「リースバックしたいが、うちは無理かもしれない」、「他社では断られた」などどんなことでも構いません。まずは当社エーチームまでご相談ください。
不動産の売買やリースバックなど、不動産に関することなら何でもまずは当社 エーチームまでご相談ください。
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エーチームが選ばれる理由がきっとお分かりいただけます。