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RIKU AONUMA
賃貸経営を行っているオーナー様にとって「空室対策」は非常に重要な課題となってきます。
空室対策というと「空いたお部屋に入居者をつけること」を意識する方が多いですが、実はそれと同じくらいに「今住んでもらっている人の退去を減らす」ことがとても大切になってきます。
退去が多いと、空室期間のリスクが高くなるのはもちろん、経年により物件の価値が下がっていった場合に家賃を下げて募集しなければならなくなるケースも増えてきます。
また、空室になってしまうと原状回復のための工事費用や不動産会社に支払う広告費などの費用もどうしても掛かってきてしまいます。
特に現在はコロナウイルスや少子化の影響で入居者を確保することが年々難しくなっています。
ですので、無駄な退去は1件でもなくすことは今後の賃貸経営においてとても重要な課題になってきます。
そのために、今回は退去を減らすためのポイントやよくある退去理由などを交えながらご紹介していきます。
まずは、退去の原因を知ることが大切です。
退去希望者には必ず原因を聞くことで、今後退去を減らすための対策にもなります。
退去の理由は様々ですが、代表的なものでは下記のような理由が考えられます。
1.転勤、転職による引っ越し
2.出生・離婚などによる引っ越し
3.契約内容に対する不満
4.管理面に対する不満
5.物件や住民に対する不満
上記の中で、1と2の原因はある程度しょうがない部分ですが3~5の理由の退去は防ぐことが可能です。
これらの原因をしっかりと理解し、未然に不満による退去を防ぐことで退去を減らすことができます。
3~5の原因の中でよくあるパターンを詳しくご説明いたします。
契約内容に対する不満で多い原因の一つとして「家賃が高い」というパターンがあります。
金銭的な原因は入居者にとっては大きな問題となります。
とはいえ、簡単に家賃を下げるというのもあまり現実的ではありません。
もし、それが原因での退去が多いようであれば家賃は据え置きにして「インターネット無料」や「宅配ボックス」などの人気設備を導入することで付加価値をつけお得感を作ってあげることで解決することもできるかもしれませんよ。
また、契約内容に関する原因のうちもう一つ多いのは「ペットを飼いたい」や「楽器を使用したい」という理由です。
これらを許可するかどうかはオーナー様の判断になりますが、許可したことにより他の住人から苦情が出てしまって結果的に退去が増えてしまうこともあります。
許可する際は、事前に契約内容に留意して覚書などを交わしておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
しっかりと退去の理由を知ることでその原因に対する対策を行うことができます。
特に、現在はコロナウイルスの影響もあり入居者の獲得がどんどん難しくなってきています。
そんなとき、今いる入居者さんに退去されてしまってはとてももったいないですよね。
意外と防ぐことのできる退去も多いのでよろしければご参考にしてみてください。
退去を減らすことは満室経営への近道です。
エーチームでは名古屋市内を中心に賃貸管理を行っております。
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