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「賃貸経営をしているけど空室に困っている」
「空室はどのように対策したら良いのだろうか」とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
空室を埋めようとしてやってはいけない方法に手を出しているかもしれません。
今回は、空室対策についてご紹介します。
空室対策でやってはいけないことは3つ挙げられます。
1つ目は、家賃を最安値まで下げることです。
「家賃を下げることは空室対策として有効ではないのか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、家賃を下げすぎてしまうと市場の崩壊を招く可能性があります。
市場の崩壊とはどういうことなのでしょうか。
例えば、お客様がオーナーをしている物件の値段を下げるとします。
そうすると、それに対抗して周りの物件のオーナーが物件の値段を下げようとします。
物件の家賃競争が始まることで、オーナーの方々の収支計画が破綻してしまうでしょう。
また、現代では日本の人口も減少していることから、物件の借り手も減少しています。
この状況の中、家賃の値下げはリスクの高い行為かもしれません。
2つ目は、間違ったリフォームやリノベーションをしてしまうことです。
リフォームやリノベーションはコストがかかる分、きれいになり入居者に喜ばれることもあり効果的です。
しかし、ポイントを間違えてしまうことで、空室が埋まらない原因になってしまうかもしれません。
例えば、デザイン性を重視しすぎてしまうことです。
これは、リノベーションで起こりやすい失敗だと言えるでしょう。
デザイン性を重視しすぎることで、使い勝手が悪くなってしまうのです。
リノベーション物件は魅力的ですが、外装や内装がきれいということだけを重視しすぎないようにしましょう。
家事の動線や間取りを考え、どの設備を導入するか検討すると良いのではないでしょうか。
また、コストを重視するあまり、仕上がりが中途半端になってしまうケースもあります。
リフォームやリノベーションの費用は高額です。
そのため、できるだけコストをおさえたいと思われるかもしれません。
しかし、コストをおさえすぎるとプランが中途半端になってしまい、統一感がなくなってしまうでしょう。
コストをおさえながらリフォームやリノベーションを行う場合は、少しクオリティーを下げて改修すると良いかもしれません。
デザイン性と使い勝手の2つを意識することで、入居の確率は高まります。
リフォームやリノベーションが高額すぎることも避けましょう。
高額な改修工事は、収益性が悪化し赤字になってしまう可能性があります。
費用対効果を考えつつ改修を行いましょう。
3つ目は、モデルルームを放置することです。
きれいに装飾されモデルルームは、内覧時に良い印象を与えられます。
しかし、モデルルームを放置したままであると、部屋はすぐに荒れてしまいます。
家具や家電のほこりや、観葉植物の管理などこまめな掃除を行いましょう。
次の内覧者が来る際に、きれいな状態を保っておく必要があります。
モデルルームをするならば、家や会社の近くなど無理なく通える範囲にすると良いでしょう。
なぜ空室になっているのかを考えることは、空室対策の第一歩です。
主な原因について解説していきますので、お客様の物件と照らし合わせてみてください。
1つ目は、設備についてです。
設備が今のニーズに合っているかを確認しましょう。
例えば、電気コンロや収納、外洗濯機置き場、和式トイレなどが挙げられます。
電気コンロは火力が弱く料理には向いていない場合も多いでしょう。
そのため、IHコンロに変更するなどの対応をしましょう。
収納がないことや外に洗濯機置き場があることも入居者から見てもらえない物件になりがちです。
これらを今のニーズに合った設備に改修すれば、入居率が上がるかもしれません。
また、予算に余裕があるならば、ドアチャイムやエアコン、物干しなどにも気を配ると良いでしょう。
2つ目は、不人気な間取りになっていないか確認することです。
例えば、和室です。
現在、和室を希望する方はほとんどいないと考えて良いでしょう。
また、広さと間取りがあっているかという問題です。
2人で住む場合、広い部屋を用意するよりも、間仕切りを入れて1LDKに変えた方が住みやすくなるでしょう。
そういった小さな工夫で入居率が上がるかもしれません。
3つ目は、敷金、礼金、家賃が相場にあっているかです。
特に家賃に関しては、相場よりはるかに高ければ、空室対策を行っても入居者が見つかる可能性は低いでしょう。
空室対策の目的は、家賃を上げることではなく空室期間を短くすることです。
相場を確認するためには、インターネットや物件の近くの不動産会社数社に相談してみると良いでしょう。
4つ目は、物件の立地条件を把握することです。
最寄駅から徒歩で10分以内であることは大きなメリットと言えます。
しかし、逆にバスや墓地、火葬場の近くなどは嫌悪されやすいことも覚えておきましょう。
空室対策には、賃料と管理費の振り分けを考えることやインターネット上で広告を掲載すること、設備を交換することなどが挙げられます。
例えば、52000円の物件であれば、管理費込みで52000円という風に表示するのではなく、家賃50000円と管理費2000円という風に振り分けることで検索にヒットする可能性が上がります。
また、近年はインターネットで調べる方がほとんどであるので広告掲載をしっかり行うと入居者が増える可能性があります。
設備に関しては、上記でお話ししたように現在のニーズに合っていない部分を改修すると良いでしょう。
今回は、空室対策についてご紹介いたしました。
空室を埋めるためにやってはいけないことと、やるべきことを明確にすることで入居率が上がるでしょう。
空室にお困りの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
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