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【リースバック】ご利用事例(その他)愛知県東郷町

NAOKI MIZUTANI

リースバックイメージ

名古屋市を中心に東海地区全域で活動する不動産会社のエーチーム株式会社です。

ここ最近リースバックのお問い合わせがかなり増加しております。多くの相談は、「住宅ローンの残債を抹消したい」「高値で売れるうちに老後の資金を確保したい」「子供の教育資金が必要」などですが、中には少し複雑なご相談をされる相談者も増えております。

今回ご相談者は愛知県東郷町にお住まいの40代女性で、ご主人と近々離婚をする予定だがお子様(小学生)の生活環境を変えたくなく、今住んでいるご主人名義の自宅にそのまま住み続けたい。当初はご主人がそのまま住宅ローンを支払い続け奥様とお子様だけが今のご自宅に残り住む予定だったが、ご主人が急遽転職をされ、住宅ローンの支払い続けるのが厳しくなってしまった。希望の家賃程度なら奥様本人が払っていけるので、何か良い方法は無いか?とのご相談をいただきました。

 

お客様からのご相談

 詳しく話を伺うと、当初は離婚後にご主人が転居をされ、今のご自宅はご主人が住宅ローンを支払い奥様とお子様が住まわれる予定でした。しかしご主人が急遽転職しなければならなくなり、住宅ローンをこのまま支払い続けるのが厳しくなってしまったと奥様にご相談されたとのことでした。奥様の収入では住宅ローンをはじめ、固定資産税などを支払い続けるのは厳しいが、学校区やお子様も含んだ友人・知人関係などこれまでの生活環境を変えたくない。住宅ローンの残債だけでも良いので抹消し、近隣の人に分からないよう何とか今のところで住み続けれないか?という内容でした。

 

 

当社からのご提案内容

当社のリースバック専任がご相談者から住宅ローンの支払いや残額の現状や生活の状況などお話しいただける範囲でお伺いさせていただきました。そして近隣の不動産業者などからご相談者のご自宅をしっかりとした査定を行い、そこで以下の3つの提案をさせていただきました。

・ご主人名義のご自宅の住宅ローン残債の抹消

・奥様名義の賃貸借契約による居住継続

・生活資金・教育資金の確保

 

査定の結果、このご自宅は購入当時よりも相場が上がっており、住宅ローン残債以上の売買金額となったため、残債抹消後の残った資金は一旦ご主人へお渡しすることとなってしまいます。その資金を売却後どのようにするのか?をご主人としっかり話し合っていただくことをお勧めし、その結果お子様の教育資金として貯蓄されることと落ち着いたそうです。

また家賃も現在の住宅ローンの支払金額を大幅に下回り、奥様でも今後継続して何とか支払っていけるとのことでした。

また固定資産税など家賃以外の支払いは無いことも説明しご納得いただき成約となりました。

 

また契約日には名義人であるご主人も同席いただき、売買契約はご主人、賃貸借契約は奥様名義で契約していただきました。

 

お客様からのお声

決済日終了後、奥様より「思った以上に高額で売却でき、今後の生活資金や子供の教育費が出来ました。残った資金は主人とも話し合い、今後の子供の教育資金として取っておきます。今後の新しい人生を子供と一緒に頑張っていきます。本当にありがとうございました。」と笑顔で話していただきました。

 

 

今回の注目点

今回は、離婚前提とした奥様からの相談で、リースバックとして売却する不動産はご主人名義の為、まずはご主人に売却を承諾いただく必要がありました。

承諾後、売却に当たってはご主人の同意や契約時・決済時にご主人に立ち会っていただく必要があります。万が一ご主人が同席できない場合には、委任状を取っていただかなければなりません。

またご主人が売却を拒否された場合には、このリースバックを成立することが出来ませんでした。

 

皆様の中にも土地や建物の権利をご家族やご兄弟、ご親族など複数人登記されていらっしゃる方もおられます。その場合には事前に売却の意思を全員で話合い、全員から承諾いただく必要がありますし、契約・決済時に全員に同席(委任状を全員分取ってあれば問題ありません。)いただく必要があります。

一人でも反対された場合にはリースバックや一般的な売却を進めることが出来ません。事前に土地や建物の権利は誰が持っているのか?を登記簿謄本などを取得いただき、確認されると良いでしょう。

リースバックをお考えのお客様は、以下の詳細を確認いただき、できれば事前に調べておいていただくとスムーズに進めさせていただくことが出来ます。

【エーチームのリースバック】お問い合わせの前に調べておいていただきたいこと

 

その他にもリースバックには制約があるケースがございます。詳しくは下記よりご確認ください。

【リースバック】リースバックには契約できないケースがある

 

 

 さいごに

今回のように売却と賃貸借の名義人が異なる場合には、ご自宅名義人全員の同意が必要となり、資金が余った場合にもトラブルにならないようにしっかりと話し合っていただきます。

当社エーチームでは経験豊富なリースバック専任スタッフがお客様に親身になり、懇切丁寧に対応させていただき、皆様に笑顔になっていただくのを目標にしております。

当社はあらゆるご相談も、可能性のある限りお客様へ最良のご提案をさせていただきます。

リースバックをはじめとした不動産売買全般に関することはエーチームまでお問い合わせください。

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