名古屋市を中心に東海地区全域で活動している不動産会社のエーチーム株式会社です。

今回は三重県尾鷲市にお住いの30代　会社員の方からリースバックのご相談をいただきましたが、ある事情により契約に至らなかった事例をご紹介いたします。

ご相談内容

今回のご相談者は、30代会社員の方からご相談いただき、「現在自宅（実家）に両親とご相談者ご本人、奥様、お子様の5人で暮らしており、ご相談者一家は近々転勤で遠方へ引っ越す予定で、自宅には両親のみが住むこととなってしまうとのことです。現在は住宅ローンをご相談者と両親と協力しながら支払っています。

2重生活になるとご相談者一家の生活費と実家の住宅ローンとで支払いが厳しくなってしまい、何とか住宅ローンだけでも完済しておきたいとのことでした。また将来自分もご実家に戻りたいと考えられているので、そのまま住み続けたい。リースバックで何とかならないか？」という内容のご相談でした。

契約できなかった理由

当社のリースバック専任が、ご相談者から現在の状況や引っ越された後の状況など詳しくヒアリングさせていただきました。また友人や知人・近隣住人に知られぬよう細心の注意を払い、ご自宅周辺エリアの情報や不動産業者や地価評価額など、しっかりと調査・査定を行いました。

今回なぜ契約に至らなかったのか？というと、お住まいの三重県尾鷲市のお住まいのエリアは「津波警戒区域」で、津波発生時には5m級の津波が予想されるとのことで、災害時にはご相談者の実家周辺は全て津波に飲まれてしまう可能性が高いということが分かりました。

いつ起こるか分からない大規模な地震や津波ですが、そのような場合にはほとんどの場合、物件に値のつけようが無いことが多くあります。（物件がもう少し高台にあれば！ということは良くあります）

このように地域柄、今回のような津波警戒区域や土砂災害警戒区域、洪水浸水想定区域など自然災害によるハザードマップが各自治体ホームページで確認いただけますので、一度確認いただいた方が良いでしょう。

【エーチームのリースバック】基礎知識編

その他契約できない理由

また他にも以下のような場合には、査定で値が付かない可能性があります。

・売却価格の手取額（売却価格－諸経費）＜　住宅ローン等不動産担保ローン残債額の場合

（ただし現金などを追加し残債が抹消できる場合は可能）

・無職で収入が全くなく、提示させていただいた家賃を継続的に支払う見込みが無い場合

・任意売却など債権者の承諾を得られない場合

・各種ハザードマップで警戒指定区域となっている場合

などがございます。

【リースバック】リースバックには契約できないケースがある

さいごに

細かく調べてみないと分からないことも多くございます。「自分の場合はどうせダメだろう」と初めから諦めず、リースバックに関する査定・見積は無料ですので、まずは当社　エーチームまでご相談ください。リースバック専任がお客様に親身になり、今の問題解決に向け取り組みます。

リースバックをはじめとした不動産売買に関するご相談は、当社　エーチームまでお問い合わせください。