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NAOKI MIZUTANI
名古屋市を中心に東海地区全域で活動する不動産会社のエーチーム株式会社の水谷です。
新型コロナウィルス感染症の新規感染者数が毎日各地で最高を更新しておりますが、それに伴いリースバックの問い合わせも増加しております。
その相談の中から今回は、「老後資金確保のため」のリースバックご利用事例をご紹介します。
ご相談いただいたお客様は、愛知県稲沢市にお住いの67歳 男性です。
現在ご自宅には相談者であるご主人と奥様のお二人でお住まい。ご自宅はご主人のお父様から相続されたもので住宅ローンの支払いなどは現在は残っていないとのことでした。ご主人が定年退職をされてから年金収入とアルバイト収入、奥様のパート収入で暮らされておりましたが、ご主人が体調を崩されてからはアルバイトを退職。それでも何とか生活には困らない程度の収入でしたが、今年に入り新型コロナウィルス感染症の感染者数増加により、世間全体が多方面で自粛となり、奥様のパート自体もいつ解雇になるのか?と不安が増すばかりとのことでした。売却やリバースモーゲージも検討されたそうですが、体力的にも精神的にも環境を変えたくないが近所には知られたくないとのことで、当社にリースバックのご相談の連絡をいただきました。
当社のリースバック専任が調査前に、当社の市場相場の調査は過去の販売事例や近隣の不動産業者へのヒアリングなどが中心であり、ご近所宅への調査は一切しないことをご説明し、まずはご安心いただいた後に調査を開始。
お客様から細かいヒアリングを行い、しっかりと調査・査定を行い以下をご提案させていただきました。
・売却による老後資金・医療費の確保
・リース(賃貸借)契約による居住継続
まずはリースバックとリバースモーゲージの違いをご説明。リバースモーゲージは不動産担保ローンの一種であり、支払いの方法が通常の不動産担保ローンとは異なり、多くの金融機関は毎月利息のみの支払いで元金は契約者の死亡時に不動産で一括精算されるので毎月の負担は軽減されますが、一般売却やリースバックのように売却ではないので、売却と比べて融資額が低いことや不動産の名義は変更しない為、固定資産税などは毎年支払わないといけないこと、融資枠も景気の影響などで相場が下がった場合、融資枠の見直しが入ることなどをご理解いただきました。
お客様は既に住宅ローンなどの借り入れは完済されておりましたので、かなりの金額を老後の生活費やご主人の医療費として確保することが出来ました。また当社が買い取ることにより買取金額はお客様が一括でお受け取りができること、一般の売却と違いリースバックは購入者が決まっているので、契約締結完了後すぐに現金を受け取ることが出来る旨をご説明。また不動産名義が変更となるので、引き渡し以降の固定資産税を支払わなくて良くなることで費用負担が軽減されることや売買契約と同時にリース契約を締結していただきますので、そのまま住み続けることが出来ることもご説明。全てご納得いただき契約することとなりました。
このようにリースバックとリバースモーゲージには売却と融資という違いや使用用途の制限や固定資産税も支払わなくて良いなどの違いもあります。
ご自身にはどちらの選択が合っているのかなかなか分かりにくいとは思いますので、今後に不安を感じ、不動産で何とかしたいと思われたお客様は一度 当社 エーチーム株式会社 までご相談ください。
当社の専任スタッフが、どんな手段が合っているのか?をご相談内容に応じて適切なご提案をさせていただきます。
我々と一緒にこの不況を乗り越えましょう!
「不動産」や「暮らす」に関するあらゆるエージャーナル(良い記事)を配信。
エーチームが選ばれる理由がきっとお分かりいただけます。