Ateam BLOG
ブログ
NAOKI MIZUTANI
名古屋市を中心に東海地区全域で活動するエーチームです。
今回ご相談者は、岡崎市在住の40代男性会社員です。お父様が病気で今後の医療費や介護費を考えたらかなり費用が嵩みそうとのこと。その資金作りとしてご実家をリースバックをされたいとのことでしたが、そこにはある問題が・・・。
リースバックされたいご実家(岡崎市 戸建て 築40年程度)にはご両親がお住まいで、お父様は高齢とご病気で介護が必要とのことで、一時はご実家を売却し息子様と同居を考えられていたようですが、住み慣れたご実家を離れたくないとのことで一般売却は断念されました。
そこで当社にご連絡いただき、お父様の医療費・介護費を捻出したいので、ご実家をリースバックしたいが出来るか?とのことでした。
物件の状況や必要な金額など色々と詳しくお話を伺う中で、土地と建物自体は特に問題はありませんでした。しかしご実家の所有者がお父様とお父様のご兄弟3名の合計4名ということが分かり、ご実家を売却する旨を登記されているご兄弟全員に了承いただかないとリースバックはできない旨をお話しさせていただきました。
緊急に親族会議を開いていただき、ご兄弟3名全員に対し売却することを了承いただけるようご説明。売却後のご兄弟の内お二人は承諾いただきましたが、お一人は反対。何度も交渉されましたが分配額に納得されず、なかなか承諾いただけない状態が続きました。
承諾いただいたお二人のご兄弟からも説得いただきましたが、結局その方には売却を了承いただけず、これ以上交渉を続けると、兄弟関係を悪化させることとなるということで今回のリースバックを断念される結果となってしまいました。
このようにリースバックのみならず一般売却でも所有者全員に了承いただけないと、契約を成立することはできません。
他にもリースバックできない事象はいくつかございます。
詳しくは以下を参照ください。
今回のようなケースは稀かもしれませんが、複数人が所有者になっている方はいらっしゃると思いますので、もしリースバックをお考えの場合には所有者全員に対し事前に承諾をえていただければ話はスムーズに進みます。
当社 エーチームにご相談いただければ、このような場合何をしなければならないのか?を各専任スタッフが的確にアドバイスさせていただきますので、不動産全般でお悩みのお客様はエーチームまでお問い合わせください。
「不動産」や「暮らす」に関するあらゆるエージャーナル(良い記事)を配信。
エーチームが選ばれる理由がきっとお分かりいただけます。