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SACHIKO SATO
当社の管理物件もこの3月から4月にかけて、多くの退去がございました。
もちろん、その分沢山の入居もあるわけなのですが…
賃貸物件において退去立会は入居者様との最後の時、そして大切な精算の時なわけです。
管理会社の仕事の中でもこの立会、退去精算は重要な業務です。
オーナー様に代わり入居者様と円滑に賃貸借契約を終了するために、慎重に立会を行います。
最近の立会の中で今どき珍しいな~と思うエピソードをご紹介します。
名古屋市中区の単身用の物件でした。
入居していたのは、この春大学を卒業して就職する男性。
契約者はお父様でした。
振り返れば、18歳の時大学入学を機に入居されました。
4年間入居していただき、先日就職を機に退去、契約者であるお父様に退去立会していただきました。
立会前にお父様にはとても綺麗にお掃除していただいたようで、4年間の汚れなどとても感じられませんでした。
そして、大家様宛に「いい物件にお世話になり、ありがとうございました。」と結構な手土産を用意され、我々がお預かりしました。
大家様も大変喜ばれ、管理させていただいた我々もとても嬉しい気持ちになりました。
最近では管理会社が存在するため、大家様と入居者様が直接接することはほとんどありません。
そんな中、こんなケースはとても珍しく律儀なお父様に感心しました。
大切な息子さんを預かっていたのだな~と物件を預かる責任の重さも感じた立会でした。
外国人の入居者も年々増えております。
当然外国人の退去立会は結構大変です。
言葉の問題、常識の問題、根本的にかみ合わないこと多々あります。
今回の場合は、荷物が全部撤去されておりませんでした。
先日も同じことがあり、荷物が残ってしまっていることで、解約が完了しないということです。
部屋の中には何も無くても、玄関の外の共用部にたくさん荷物を置き、
「友達が取りに来る」
というのです。
いやいや、今日までに取りに来てもらってよ。と言いたいです。
前回の立会では1ヵ月近く荷物がそのまま残り、その分の家賃も発生することになります。
結局家賃保証会社が家賃を保証し、残置物も撤去することになったわけです。
今は家賃保証会社必須で入居しているので、オーナー様に損害を与えることはなくなってきております。
家賃保証会社は家賃の立替だけではなく、退去後の原状回復工事(借主負担分)についても立替をしてくれます。
オーナー様・管理会社にとっては非常に心強いわけです。
退去してしまってから入居者への債務を請求することは非常に難しいです。
そのために敷金や保証金があるわけです。
でも最近では敷金・保証金ゼロ!という物件も多く、当社の「ゼロ賃貸」もそうです。
そんな中、退去後の入居者の債務の立替をしてくれる家賃保証会社は絶対に必須です。
話はもどって…
今回の立会も家具が廊下に並び、立会後1週間以上経ちますがいまだに荷物が残っております。
幸い退去した入居者様とは連絡が取れており、至急荷物を撤去してくれるとのことでした。
外国人の引っ越しは、自分たちで荷物を運んだり、友達に譲ったり、また不要物の処理の仕方がわからなかったりで
トラブルになりがちです。
当社では退去の連絡を頂いた段階で、荷物やごみの処分方法を伝えたり、立会時にも丁寧にご説明をします。
また家賃保証会社を利用し、オーナー様に損害のないよう、退去精算を行います。
退去が無事終わったと同時に、次の入居に向けての業務が始まります。
引っ越しシーズン中に次の入居を決めていくために少しでも早く、リフォーム工事を完了させてなくてはいけません。
多忙な時期ではありますが、協力会社さんのおかげで順調に進んでおります。
賃貸物件をお持ちのオーナー様、退去立会から入居の斡旋、管理業務全般についてのご相談は
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