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マンションオーナーの皆さん、空室問題でお悩みはありませんか。
賃貸物件を運用するにあたって、空室問題はつきものです。
このことから、賃貸物件の所有者には空室対策の知識が必須となるでしょう。
それでは、具体的にどのような施策を実行すればよいのでしょうか。
今回は、マンションの空室対策についてご紹介します。
新築で設備が整っているマンションでも、正しい空室対策を行わないと、入居者が集まらない可能性があります。
それではマンションの空室が発生する理由を1つずつ確認していきましょう。
まずは、入居希望者の募集計画が十分でないことが挙げられます。
マンションの需要は、1年を通して波があります。
特に2、3月のあたりは、春からの新生活に向けて新居を探す人が増えるので、マンションの需要も高まるでしょう。
一方で、冬の季節といったように、人々があまり引越しを検討しない時期に入居者を募集しても中々集まりません。
そのため、空室が発生しないようにするには、募集をかけるタイミングにも注意するとよいでしょう。
次に、家賃が適正でないことが考えられます。
周辺地域に存在する同等のレベルの賃貸物件と比べて、高い家賃を設定していないでしょうか。
同じような条件であれば、多くの方が少しでも家賃を抑えられる物件を選びます。
思うように人が集まらない時は、提示している家賃の価格を見直しましょう。
また、入居者の募集をしっかりと行えていない可能性もあります。
いくら好条件の物件であっても、入居希望者にしっかりと認知されていなければ、空室が発生してしまいます。
賃貸のサイトに入居者を募集している旨を掲載する、業者に宣伝を依頼するなど、募集がしっかり行えるように配慮することが大切でしょう。
空室が発生する原因をお伝えしましたが、これらを解消するためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。
ここからは、具体的な空室対策をご紹介します。
まずは、全体的に清掃を行って、外観や内装を清潔にしましょう。
特に築年数が長くて、損傷箇所が目立っていたり、汚れが目立っていたりする物件はイメージが悪くなりがちです。
そのため、清掃することによって建物の印象を改善する必要があるでしょう。
さらに、清掃のみならず、リノベーションを行うことで新築のような外見や内装にするのも効果的です。
クリーニングよりも多くの予算が必要になりますが、長期的な目線で見ればお得になる場合もあります。
水回りの設備の交換、間取りの変更等を行うことで、中古物件でも新築のように生まれ変わるでしょう。
綺麗な物件が人気なのは言うまでもありません。
また、礼金や敷金の額を減らすことも検討してみて下さい。
家賃を下げるのは最後の手段ですが、礼金や敷金を下げることで入居者が増える可能性を高められます。
引越しの際に支払いが必要となる礼金や敷金は、大きな負担です。
これらを値下げすることで、集客しやすくなるでしょう。
物件を空室状態にしておくよりも、入居者がいて家賃収入がある方が、より多くの利益を得られます。
これらに加えて、家具の設置やインターネット環境の整備を行うことも、物件の魅力アップに繋がるでしょう。
特に単身者や学生などには、備えつきの家具がある方が引越しの手間が省けるので人気が高いです。
そして、インターネット環境の整備は多くの入居希望者に魅力的に映ります。
可能であるならば、インターネットを無料にすることで、さらに多くの集客を見込めるでしょう。
ただ、これらの設備投資には予算が必要になるうえ、ランニングコストも発生するので慎重に検討して下さい。
ここまで、マンションの空室対策についてご紹介しましたが、最後にマンション経営のメリットとデメリットを確認しましょう。
1つ目のメリットは、投資信託や株式の運用に比べて、リスクを抑えながら安定した収入を期待できることです。
もちろん投資なのでリスクを完全に排除できませんが、土地や建物の価値がゼロになることは考えにくいですよね。
2つ目のメリットは、インフレに強いことです。
これからも物価の上昇が続くと思われますが、賃料もそれに伴って高くなるのでインフレに強いと言えるでしょう。
その一方で、デメリットとしてあげられるのは、空室問題や建物の老朽化です。
また金利の上昇や、自然災害による損害にも気をつける必要があるでしょう。
今回はマンションの空室対策についてご紹介しました。
マンションの空室の原因は、物件によって様々です。
これらの知識をもとに、ご自身の物件にあった空室対策を行って下さいね。
この他にも、賃貸物件に関するご不明点等ございましたら、お気軽に当社までお問い合わせ下さい。
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