空室対策に有効なモデルルーム。しかし正しく理解していないと逆効果に!?
近年、賃貸物件でも一般的になってきたモデルルーム。
空室対策のために取り入れられている方や、ご検討されたことのあるオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん、モデルルームは空室対策において有効な方法の1つですが、ただやみくもにモデルルーム化しても効果がないどころか、逆効果になってしまう場合もあります。
そこで今回は空室対策におけるモデルルームのメリットやデメリット、有効な方法などについてご紹介させていただきます。
モデルルームのメリット
まず、モデルルームとは何かについてご説明させていただきます。
モデルルームとは、実際にお部屋の中に家具や家電が設置してあるお部屋のことです。
通常の空室と違い、モデルルームにしてあることでお客様は家具の配置の仕方や実際の生活をイメージしやすくなります。
実際に内覧時に、家具の配置場所などを気にされるお客様も多く、それがネックになって即決に至らない場合も多く出てきます。
そのようなときに、モデルルームになっていることで実際の生活をイメージしやすくなり、お部屋を決める際の後押しになります。
また、インテリアの小物などを置いたりすることでお部屋の印象が華やかになり、物件自体も内覧時に好印象を持ってもらうことができます。
通常の空室は家具も家電もついていないことも多く、どうしても殺風景になってしまうのでうまくモデルルームを活用することで有効な空室対策になります。
モデルルームを作る際の注意点
しかし、モデルルームを作る際にはいくつか注意点があります。
冒頭でもお話したように間違った方法でモデルルームを作ってしまうことで空室対策のつもりが逆効果になってしまう場合も出てきます。
モデルルームの注意点は以下の3つです!
1.室内に配置する家具・家電は統一性のあるものにする
モデルルームを作る際、室内に配置するものを準備する必要があります。
その際に、選ぶポイントとしては室内の雰囲気を乱さないようある程度統一した色合いのものを選ぶとよいでしょう。
高い家具や家電を置く必要はありませんが、時々明らかにありあわせのものや不要なものを集めただけのようなモデルルームを見かけることがありますが、それは逆効果です。
内覧するお客様にもそのような印象は伝わってしまい、結果として成約率を下げてしまいます。
ですので、家具や家電を選ぶときは高くなくてもよいので清潔感がありお部屋の調和を乱さないものを選ぶとよいでしょう。
また、100円ショップなどで植物などの小物を購入し、ところどころに配置するとお部屋の印象がアップするのでおススメです!
2.定期的に清掃する必要がある
モデルルームを作ることで、空室がすぐに埋まればもちろん良いですが中にはすぐに効果が出ないこともあります。
モデルルーム化することにより、室内に物が増えるとホコリがたまりやすくなってしまいます。
そのため、モデルルームを長期間放置しているとホコリの多い部屋になり、内覧時に清掃の行き届いていない部屋や長期間空室の続いている部屋という印象を持たれてしまう可能性があります。
クモの巣などが張ってしまっていると本当に逆効果になってしまうので、モデルルーム化したお部屋は通常のお部屋よりも清掃を意識するようにしましょう。
週に1度くらいは簡単でよいのでお掃除をするときれいに保つことができます。
3.プレゼントするかは事前に決めておく
モデルルームのお部屋にお申し込みが入った際に、時々お客様のほうで「家具家電付き」と勘違いされトラブルになるケースがあります。
モデルルームとして募集するときは事前に、すべて撤去するのか、入居者が希望したものはプレゼントするのかを事前に仲介会社に伝えておくとトラブルも防げますし、円滑に入居手続きを進めることができるでしょう。
プレゼントしない場合は、撤去費用はオーナー様持ちになりますがその家具家電を使ってほかのモデルを作ることもできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は空室対策におけるモデルルームの注意点などについてお話させていただきました。
注意点をしっかりと守ればモデルルーム化というのはとても効果のある空室対策の1つです。
しかし、ほうほうをま
このほかにも空室対策の種類や方法は様々ですし、空室になっている原因も物件によって違います。
エーチームでは、徹底した分析によりそれぞれの物件に合わせた最適な空室対策方法をご提案することができます。
空室にお悩みのオーナー様はお気軽にエーチームまでご相談ください!
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